いい顔ふやそう。沖宗正明です。
一昨日、近所の神社で秋季祭礼が行われました。このとき神輿を山に上げて神様を迎えました。この場所を御旅所(おたびしょ)と言います。これは神様が神社の祭礼に際して御渡(神幸)のときにお休みになられる神聖な場所です。通常神社の近くに設けられます。ここで行われる祭りを御旅所祭(おたびしょまつり)と言います。
恥ずかしいことですが、この歳になって初めて御旅所祭に参加しました。荘厳な森の中で、身が引き締まるような厳粛な祭りでした。これまで経験したことのない、いかにもすぐそばに神様が鎮座ましましているように思えました。祭りを終えたとき、なんとも言えないような心地よさを感じました。それは神様に暖かく抱かれているような感覚でした。
御旅所祭りを終えて、神様は出雲にお帰りになられました。
道はますます急な傾斜に。