いい顔ふやそう。沖宗正明です。
昨日、上野学園ホールで開かれた舞台公演「ペコロスの母に会いに行く」を鑑賞しました。製作総括の川阪実由貴はわたくしの友人です。劇団は日本各地を回っています。前日は下関、今日は岡山公演です。今月12日から15日には北京で公演します。
認知症になった母(藤田弓子)と息子(田村亮)との親子愛を描いた喜劇タッチの舞台です。これに母の義弟(若林豪)や介護施設の職員(元おしん役の小林綾子)らが絡みます。ペコロスとはスペイン語で玉ねぎのことで、田村亮の禿げ頭から取っています。
認知症を笑い飛ばし、時にはホロっとさせ、唄あり踊りありで、あっという間の2時間40分でした。当初、不入りが心配されましたが、800人の方のお越しいただき、ホッとしているところです。観客のみなさまにお礼申し上げます。
余談ですが、楽屋を訪ねたとき、若林豪さんの大島紬の豪華さに圧倒されました。