いい顔ふやそう。沖宗正明です。
寒い日が続きます。インフルエンザが猛威を振るっています。先日外来を担当しましたが、すべてA型でした。話題の新しいインフルエンザ治療薬ゾフルーザの登場はかなりの福音です。これまでの治療薬は、細胞内で増えたインフルエンザウィルスが細胞外に出ることをブロックするのに対して、ゾフルーザは細胞内でウィルスが増えることを防ぐ薬です。年齢と体重で容量は異なりますが、服用は1回で済みます。
表題は高田文夫の著書「ご笑納ください」で紹介されている遠藤周作の言葉です。ただし「キョウイク」とは「教育」ではなく「今日行くところ」、「キョウヨウ」とは「教養」ではなく「今日の用事」です。この二つがあれば高齢者はボケないということです。遠藤さんらしい言葉です。
もう一つ面白い言葉がありました。「セ・リーグ」と「パ・リーグ」です。
「セ・リーグ」とはセクハラでの、「パ・リーグ」とはパワハラでの戦いの意味です。さすが高田文夫!!!!まぁ、どちらにも所属したくはないねぇ。
購入した本
1.「ご笑納ください」 新潮文庫
2.「核兵器」 明幸社
9720円もの高額な解説書です。
3.「ドサ健ばくち地獄」 文春文庫
阿佐田哲也の古典ともいえる作。手本引きと呼ばれるバクチでの激しい心理戦を読み返してみたくなりました。
4.「欧米に寝たきり老人はいない=自分で決める人生最後の医療」 中央公論新社
5.「日本国紀」 幻冬舎
百田尚樹の歴史観。
6.「認知症の人の頭はどうなっているのか?」 光文社
7.「フランス座」(ビートたけし著) 文芸春秋社
現在は浅草東洋座になったフランス座をビートたけしが懐かしみます。東洋座は都内で唯一の「色物」と呼ばれる大衆芸専門の寄席です。漫才、漫談、マジック、紙切り、曲芸、ものまねなど落語以外の芸を堪能できます。フランス座から、渥美清、萩本健一、東八郎、榎本健一、長門勇などが育っています。