広島市議会議員(安芸区)

新型肺炎への対応でベトナムと日本にはこれだけの差がある。

 いい顔ふやそう。沖宗正明です。

 今日もニューヨークと同様に東京株式市場は土砂降りでした。どの指標を見ても売られすぎは明らかです。何かのきっかけがあれば一気に回復する場面があるでしょう。

 

 安倍総理が小中高の休校を要請したことで、混迷に拍車がかかりました。広島市も教育現場は大混乱です。週明けから予定されていた新年度の予算特別委員会も文教関係の審議ができず、延期になりそうです。準備不足で泥縄式の対応には疑問があります。

 

 さきほど、ベトナムにいる友人に様子を聞いて、あまりの差に愕然としました。ベトナムは中国と接しているだけに素早い対応策を応じました。1月末から学校は大学までずっと休校の措置を取りました。もう1か月も前からです。感染者は国内でわずかに15名で全員完治しました。まだ終息宣言は出ていないものの、来週から学校が始まります。

 

 来週から授業を始める国と、来週から休校を始める国。この差は何なんでしょうか?日本の政治がこれほどまでに劣化していることに愕然としました。とはいえ、ベトナムの情勢がこの肺炎の終息が近いことを暗示している可能性に光明を見ました。

 

 追伸です。先ほどから1時間後にベトナムから連絡が入りました。患者数は79人に増えたそうです。学校の再開についてはまだ変更の指示はないそうです。

 彼の言うには、武漢からはシャットアウトしても、中国からの移動を制限していないのは「間が抜けている」と感じるそうです(PM9時)。