広島市議会議員(安芸区)

オリンピックを巡るゴタゴタに嫌気

 いい顔ふやそう。沖宗正明です。

 猛暑が続きます。オリンピックを巡るゴタゴタに国民の多くは嫌気がさしているのではないでしょうか。次々に嫌な問題が噴出しています。

 開会式も人気の競技もアメリカ時間に合わせて行われます。前回の東京五輪はわたくしが中学1年生の時でしたが、開会式は10月10日の日本晴れの下、昼間に行われました。ブルーインパルスの飛行も感動物でした。優勝した女子バレーも日本のゴールデンタイムでした。ホスト国の時間に合わせて行われるべきでしょう。ここまで商業主義に毒されては興味も半減です。いつから贅沢の限りを貪る五輪貴族という言葉が使われたのでしょうか?

 知事が東京から広島に来ることを控えてほしいと言っている中で、単なる国際的な団体の会長が広島の慰霊碑に参拝して平和をアピールすることはパフォーマンスに見えます。さらに天皇陛下に拝謁するなど、勘違いも甚だしい。天皇の政治利用につながりかねません。これが悪しき前例にならないことを願っています。