広島市議会議員(安芸区)

キリギリスの鳴き声がなかった夏

 いい顔ふやそう。沖宗正明です。

 きょう、熊野町の新型コロナワクチン接種の問診に行きました。医師はわたくし一人で、250人を担当しました。同じ内容の質問を繰り返し、その上、救急対応も一人で行ったので、かなりきつい仕事でした。

 昼休みに近所の草叢を散策しました。以前ならきっとキリギリスが鳴いていたと思える場所です。子供の頃、ランニングシャツに麦わら帽子(口の悪い奴はカンナ屑帽子と呼んでいました)を被ってキリギリスを採りに行ったことを思い出しました。わたくしの夏休みはキリギリスとともにありました。

 ここ数年、わたくしの近所でも数年前からキリギリスの鳴き声を聞くことがなくなりました。どこへ行ったのでしょうか?

 そろそろエンマコウロギがコロコロと鳴き始める季節ですが、こちらも期待できないようです。地球の環境が大きく変わっていることを感じます。

 ふと、見ると葉っぱが色づいていました。秋も深まりました。もうすぐ祭りです。日本人として、実りの秋を寿ぎたいものです。