広島市議会議員(安芸区)

日本政府の覚悟はどれほどなのか?

 いい顔、ふやそう。沖宗正明です。

 北朝鮮が今年25回目のミサイルを発射しました。9日のミサイルは日本海EEZの外に着弾しましたが、次第に性能や精度が上がっているようです。日本政府は井野防衛副大臣が「平和と安全を脅かすもので断じて容認できない」とコメントし、北京の大使館ルートを通じて厳重に抗議したようです。断じて容認できないなら、どんな対抗措置を講じるのかが国民に全く伝わってきません。これでは北朝鮮にとって痛くも痒くもないでしょう。

 そんな中、岸田総理は鈴鹿サーキットのFI会場に向かい、笑顔でスピーチしていました。これでは日本政府の危機感など伺えるはずもありません。ますます北朝鮮にナメられる一方でしょう。

 思い出されるのは、9・11テロのとき第一報を聞いたブッシュ大統領の表情が一瞬に変わった映像です。あの映像だけでも国家のリーダーとしての資質が感じられました。