広島市議会議員(安芸区)

なぜカープは叺田本気を指名しない

  いい顔、ふやそう。沖宗正明です。

 プロ野球のドラフト会議が終わりました。カープは投手の斉藤優汰(苫小牧中央高)を一位指名しました。指名した7人のうち4人が投手でした。斉藤の評価は高いものの、2~3年後に一軍に上がれれば良しでしょう。

 投手陣が弱いからの内容ですが、投手陣より深刻なのは捕手でしょう。今シーズンのカープの盗塁総数が26だったのに対して許した盗塁数は86(阻止率はわずかに24%)、捕逸は8。ともにリーグワーストです。そのうち会澤翼が許した盗塁数は47です。走られ放題でした。会澤の打率は2割少し。その会澤を追い落とせない磯村も期待薄です。だからこそ坂倉を捕手に専念させようとするのでしょうが、すぐにはうまく交代できないでしょう。

 今回指名に漏れた叺田本気(かますだもとき=24歳・栃木ゴールデンブレーブス)は遠投120~130メートルの強肩です。そんな強肩・強打の即戦力を見逃すとは。新井カープ、大丈夫なのかと心配になります。