広島市議会議員(安芸区)

大学入試で監督官を務めた思い出

 いい顔、ふやそう。沖宗正明です。

 大学入学共通テストが行われています。私が岡山大学の入試を受けたのは、もう52年も前のことになりました。初日の2日前に39度の高熱を出しました。おそらく広島からの列車で風邪を移されたのでしょう。宿の近所の内科で注射と投薬を受け、翌日に熱が下がったのは幸運でした。

 京都から来た受験生と同部屋でした。彼は一浪で、受験の注意点を教えてくれ、大変に参考になりました。また、この年はひどい寒さでした。当時は、昼休みに受験生は建物から出され、寒空で震えたことを覚えています。

 

 さて、卒業して研修医の時代だったと思いますが、入試の監督官に指名されました。医局長からの依頼であったと思います。これが大変な重労働でした。ただ受験会場を一日に数時間ひたすら歩き回るだけで、読書などの暇つぶしをすることも許されません。二度とやりたくない役回りでしたが、自らの経験から、受験生に心の中でエールを送りました。受験生の皆さん、がんばれ!!!