広島市議会議員(安芸区)

柳家さん喬、凄いよ

 いい顔ふやそう。沖宗正明です。

 わたくしは落語ファンとして、落語の関する知識は豊富だと思っています。小学生のころからラジオを聴いて笑っていたそうです。

 いま、買い貯めていた柳家さん喬のCDを聴いていますが、その技量の高さには驚きです。さん喬は、人間国宝となった五代目柳家小さんの弟子です。1948年生まれなので70歳を越えています。五代目柳家小さんの弟子には六代目を継いだ現小さんや人間国宝小三治など多士済々ですが、さん喬の技量は図抜けています。

 先日、「雪の瀬川」を運転しながら聴きました。堅物の若旦那が吉原の花魁瀬川に惚れぬいて純愛を貫く内容で、1時間14分にも及ぶ大作です。千代田町から聴き始めて、終えたのはほとんど自宅近くでした。聴き終えて、フーっとため息が出て、全身の力が抜けた感覚で、思わず路肩に車を停めたほどでした。ここまで高いレベルの人情噺を聴いたことがありませんでした。

 春風亭小朝柳家権太楼などの実力者もいますが、さん喬は段違いです。笑点のメンバーなどは論外です。林家正蔵を継いだこぶ平名跡のプレッシャーからか伸び悩名でいます。期待外れでした。立川談志の弟子たちも人気を集めているようですが、実力には疑問符が付きます。テレビでコメントしている弟子もいますが、もっと落語の技量を磨くべきでしょう。談志が育てた実力者は志の輔だけでしょう。ただし、致命的なのは声の悪さです。これは師匠譲りでしょうか?

 ぜひ、さん喬の噺を聞いてみてください。人情噺だけでなく滑稽噺も秀逸です。

きょうは米軍が沖縄に上陸した日

 いい顔ふやそう。沖宗正明です。

 満開の桜が癒しを与えてくれますが、仲間たちと花見ができないのが残念です。

 昭和20年のきょう米軍が沖縄本島に上陸しました。上陸するにあたって米軍は、沖合の艦艇から100メートル四方に25発の砲弾を撃ち込む「じゅうたん砲撃」を実施しました。迎え撃つ日本軍は、水際で攻撃する作戦を取らず、海岸地域には守備隊をほとんど配備していなかったため、写真の米軍部隊もほとんど抵抗を受けないまま上陸に成功しています。国内で唯一戦場となった悲惨な歴史を忘れてはなりません。

 また、現在沖縄県では新型コロナの感染が急速に拡大し、第4波に入りました。直近1週間の人口10万人当たり陽性者数は5.21人/日で、宮城県の5.85人/日に次いで全国で2番目となっています。那覇市の人口密度は福岡市や名古屋市よりも高いことに加えて、観光客が多いことが原因と言われています。

 広島県でも感染が拡大していることも心配です。

 蛇足ながら、きょうはわたくしの父の92歳の誕生日です。全て自分の歯であることが驚異的です。

安芸消防署瀬野川出張所の見学

 いい顔ふやそう。沖宗正明です。

 今朝、新装なった安芸消防署瀬野川出張所を見学しました。安芸区中野東7丁目の元の場所で新築されたものです。以前の建物は昭和46年に建築されたもので、老朽化し、耐震性も基準に達していませんでした。

 同出張所の配置部隊は、警防対1隊(7名×2交代、計14名)、救急隊1隊(4名×2交代、計8名)  合計2隊22名。

 配置車両は、水槽付消防ポンプ車1台、消防ポンプ車1台、高規格救急自動車1台。

 また、停電に備えて72時間使用可能の自家発電設備や、4日分の飲料水を備蓄する上水受水槽も備えられています。

 さらに、現在は配置されていませんが、女性隊員のための、洗面所、休憩室、洗面所も設置されています。

 市民の安心・安全がさらに向上しました。

大規模なPCR検査のリスク

 いい顔ふやそう。沖宗正明です。

 昨日、本会議に登壇して総括質問を行いました。今回は新型コロナウイルス感染症対策の一点だけに絞りました。詳しくは述べませんが、大規模にPCR検査を行うことは偽陽性の可能性が高まり、多くの方とその濃厚接触者に「濡れ衣」を着せることになるリスクを指摘しました。広島県が行おうとした大規模な検査はそのリスクが非常に高いことを指摘しました。偽陽性者が増えれば医療資源を浪費し、医療崩壊につながります。家族が偽陽性の濡れ衣を着せられれば、全員が2週間の自宅待機を求められます。

 

 広島市の方針は、PCR検査を行うのは咳や発熱、味覚・嗅覚障害があり、医師が必要と認めたものや濃厚接触者に行うというものです。PCR検査を行うためには、検査前の確立を高めることが必要で、そのために問診と、医師の診察が不可欠です。

 PCR検査について広島市広島県の考え方に温度差があります。わたくしは広島市の方針を支持します。

 興味がおありなら「検査前確率」、少し詳しくは「ベイズの定理」を検索してください。

春の匂いが溢れています

 いい顔ふやそう。沖宗正明です。

 先日から春の匂いが溢れています。風は強くても寒さを感じません。「春に抱かれ」て若返った気がします。胸いっぱいに吸い込んで歩きたいのですが、22日の本会議で総括質問に登壇するので、その準備に忙殺されています。今回は新型コロナだけに絞っていますが、県の方針が変わるので翻弄される思いです。

 質問が終わったらゆっくり春を味わいます。皆さん、お先にどうぞ。