いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。
昨日、庭木に水をやっているとき虫の鳴き声が大きくなったことに気づきました。もうすぐコオロギや鈴虫もシンフォニーに加わることでしょう。
広島市感染症週報第34週(8月20日〜26日)の報告が届きました。
先週より大きく減少したのがRSウィルス感染症とA群溶血性レンサ球菌咽頭炎です。ともに小児に気管支炎や肺炎、咽頭炎を起こす感染症です。
また、とくに腸管出血性大腸炎感染症についてのコメントがありましたので、ご紹介します。
今回ユッケや生レバーでよく知られたO−157によるものが1件報告され、今年の累計は9件(このうちO−157によるものは6件)となりました。例年10月頃まで多発するので注意が必要です。
全国的に、保育施設や高齢者関連の施設で集団発生しやすく、重症化しやすいため注意が必要です。広島市における最近5年間の発生数は以下の通りです。( )はそのうちのO−157によるものです。
07年21(16)、08年38(26)、09年38(33)、10年46(25)、11年27(21)となっています。O−157によるものが大部分を占めています。
食品の衛生的な管理・加熱、調理器具の消毒、手洗いなどを励行してください。
夏の疲れが出やすいときです。ご自愛ください。