広島市議会議員(安芸区)

新年度予算の勉強会

 いい顔ふやそう。沖宗正明です。

 2月15日から3月25日まで令和3年広島市議会2月定例会が開かれます。毎年のことですが、2月定例会は新年度の予算特別委員会も開かれるので最も長い会期になります。

 今日は2月補正予算と新年度予算についての会派の勉強会が開かれました。昼食をはさんで正味3時間もの内容でした。終わった時はグッタリ。その後、私は今月中旬に本会議で新型コロナウィルスについて質問するので、それについての聞き取りに応じました。健康福祉局の担当職員たちは私の質問にしっかりと答え、頼もしい印象でした。質問の準備のために、さらに勉強します。

春の匂い

 いい顔ふやそう。沖宗正明です。

 春一番のニュースが聞かれる季節となりました。この時期、わたくしだけかもわかりませんが春の匂いを感じることがあります。2月の末か3月初めのころです。暖かい風の中で全身が優しさに包まれるような感覚です。もうすぐ感じられることでしょう。今から楽しみです。

虚ろな菅総理の表情

  いい顔ふやそう。沖宗正明です。

 最近のコロナ禍で政府首脳はまさに寝る間もないほどの忙しさであろうことは想像に難くありません。閣僚が並んだ映像で菅総理の表情が虚ろです。眼に力がありません。官房長官時代とは大きな変わりようです。隣の麻生財務大臣の元気な様子と比べて見劣りがします。相当な疲労度でしょう。

 内閣調査室長を務めた佐々淳行さんは、有事のときこそ指導者は休養を取るべきだと語りました。睡眠が不十分だと判断力が鈍り、誤った方向に導くリスクが大きくなるということです。

 菅総理は陣頭指揮を執る性格なのでしょうが、こんな時こそ一日くらいは休養を通るべきでしょう。

 

 最近購入した本

1.医療現場は地獄の戦場だった  ビジネス社

2.キリシタン教会と本能寺の変  角川新書

ルイス・フロイスイエズス会に送った報告書。キリスト教会の関与があったか?

3.本当は恐くない新型コロナウィルス  方丈社

4.やめる!生き方  青春書房

   

5.見果てぬ夢  小学館 

   浅田次郎のエッセイ集

6.江戸問答  岩波新書

7.日本問答  岩波新書

8.倒産法入門  岩波新書

9.ルポ入管  ちくま新書

10.2021年以後の世界秩序  新潮新書

11.日本だけなぜ医療崩壊が起きる  文藝春秋

12.生物多様性とは何か、なぜ重要なのか?  

世界資源を大量に消費して生態系を乱す人類は地球最大の寄生生物である

13.民衆暴力  中公新書

14.ルポ トラックドライバー  朝日新書

15.毒殺  柏書房

   暗殺国家ロシアの真実

16.オードリー・タン  文藝春秋

  台湾をコロナ禍から救った英雄だとの評価に疑問を呈する書

17.日本にとって最大の危機とは?  文藝春秋

  外交評論家岡本行夫の最後の講演録

希望者全員にPCR検査をすることは医療崩壊のリスクがある

 いい顔ふやそう。沖宗正明です。

 昨日は昼間は汗ばむほどの小春日和でした。春が近づいています。

 

 今朝の中国新聞に、広島県広島市の中、南、東、西区のすべての希望者に無料でPCR検査をするとの方針が掲載されていましたが、わたくしには疑問です。現在のPCR検査の精度は約99%です。つまり約1%の偽陽性が出ます。対象者は約59万人とのことですが、全員が受けることはないので、たとえば10万人が受けたとしても 1000人の偽陽性が出ます。これだけの偽陽性者が医療施設に殺到すれば、現時点でも逼迫している医療は対応不能です。必要のない人に貴重な医療資源が浪費されます。あくまでPCR検査は医師が必要と判断したケースに限るべきでしょう。

結果論で言うな

 いい顔ふやそう。沖宗正明です。

 世の中、コロナ、コロナです。首都圏の非常事態宣言の効果がどれほどなのか未だ分かりませんが、相当の行動制限は受け入れるべきでしょう。感染しても軽症で済むとの理由で遅くまで飲み歩いている若者や勘違い中年は、身勝手な行動が医療資源を浪費し、医療崩壊に手を貸していることがわからないのでしょう。

 

 テレビでは多くのコメンテーターが勝手なことばを吐き続けています。「早く収まればいい」とか「自殺や倒産がなくなればいい」など、言わずもがなのことを言うのは毒にも薬にもならないのでいいとしても、落語家や元スポーツ選手、何とか学者等、素人が現場も見ずに結果論で政府、厚労省、医師会などを非難しています。これまで無責任に吐いたコメントがいかに国民を混乱に陥れた反省が見られません。「全例にPCR検査を行うべきだ」とのコメントがいかに誤ったものであったか。

 

  結果論なら誰でも言えます。新型の名の通り、今回のコロナ禍は経験したことのない危機です。国民の心を一つにして進まなくてはならない非常時です。

 自助・共助・公助のうち、真っ先に来るのは自助でしょう。その上で共助、公助の順でしょう。今回の非常事態宣言についても、「もっと政府が具体的な方針を示してほしい」などのコメントも多く目立ちました。それは自分が何もできないことを表わしています。社会にために自分で考えて自分で行動することが必要でしょう。「ここまではいい」、「これ以上はダメ」などと事細かく指示されないと行動できないのでしょうか。いつから日本人はこれほど自主性を失い、身勝手で社会に迷惑をかける輩が増えたのでしょうか。

 

 とは言え、GoToトラベルはやってはならない政策であったし、国民に対して政府のアプローチが決定的に不足していることは確かです。台湾やニュージーランドのように、首相や担当責任者が毎日決まった時刻に国民に呼びかける姿勢がほしいところです。自分にできることから始めましょう。

 

 さきほどふと窓から外をみるとダイアモンド・ダストがキラキラ輝いていました。すぐさま見えなくなりましたが、一幅の清涼剤でした。