広島市議会議員(安芸区)

秋葉忠利広島市長の超過密スケジュール

 いい顔、ふやそう。沖宗正明です。
 空気がおいしい日です。昨夕JRで横川まで行く途中に車窓からカープソフトバンク戦が見えました。超満員の客席から熱気が伝わってくるようでした。短時間にせよ車窓から試合が見えるというユニークな素晴らしい球場です。「世界に誇れる市民球場」のうたい文句そのままです。完成前には議会内でも「たった90億円で世界に誇れるような球場ができるわけがない」との批判がありましたが、全くの杞憂でした。新球場はわたくしたち広島市民の宝です。
 さて、今月18日から7月1日までの会期で6月定例会が開かれますが、その前と会期中に秋葉忠利市長の海外出張があります。その殺人的なスケジュールを紹介します。
 まず、6月11日に広島を発ち、6月12日から15日まで米国ロードアイランド州プロビデンス市で行われる全米市長会議に出席します。これは同会議会長のマニュエル・ディアス、マイアミ市長の招聘によるもので、12日の全体会議で核兵器廃絶を訴えるスピーチをする予定です。この会議の中でバイデン米国副大統領に面会できる可能性があります。17日に帰国して、翌18日に6月定例会初日の本会議で市長説明を行います。市長説明の直後に広島を発ち、20日からモスクワで開かれる「核不拡散・核軍縮に関する国際委員会」に出席します。これは同委員会共同議長で元外務大臣の川口順子さんの招きに応じるものです。23日に帰国し、24日からの本会議の出席します。この間、完全に広島に滞在できる日はありません。秋葉市長の海外での知名度は想像を超えるものがあり、このふたつの会議に広島市長として参加することはわれわれ広島市民にとってこの上なく名誉なことです。
 米国東海岸ロードアイランド州から広島、そしてモスクワと地球をほぼ一周します。市長説明がなければ、東海岸からモスクワまでは大西洋を渡るだけでのごく短時間で移動できます(大西洋は太平洋よりはるかに狭い海です)。市民から選ばれた議員による議会を尊重するためとは言え、わずか10分程度の市長説明のために地球をほぼ一周しなければならないことの不合理さを感じています。秋葉市長の両会議でのご活躍と、ご健康を祈っています。