広島市議会議員(安芸区)

3D映像の危険性

 映画「アバター」が大ヒットしました。3次元立体(3D)対応のテレビの売れ行きも好調のようです。確かに、立体映像の迫力は見るものを圧倒します。しかし、全ての番組を3Dで見たいものでしょうか?本当に3Dで見たくなるような番組はごく一部ではないでしょうか。

 マスコミでも言われるように、3Dには危険が潜んでいます。まず、目が疲れます。左右の眼を交互に使うため相当なストレスです。両眼の焦点は遠くに合わせているのに、視線は手前に合わせています。いわゆる「寄り眼」の状態です。
 今朝の新聞にも書いてありましたが、パソコンの画面に1時間向かうより、3Dテレビを15分間見るほうが眼の負担は大きいそうです。

 また、立体視機能は満5歳頃までに完成するので、幼児には悪い影響がありそうです。

 いまは持てはやされている3Dテレビですが、この熱気は長続きしないような気がします。