広島市議会議員(安芸区)

毎日が感染のリスクとの戦いです

 いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。


 インフルエンザを始めとして呼吸器感染症が大流行です。インフルエンザウィルス抗体を検出する検査キットでの判定は通常5分間程度かかりますが、中には数秒で陽性を呈する重いケースもあります。
 何人かのインフルエンザ患者を診察すると、わたくし自身、気分が悪くなることがしばしばです。嘔吐下痢症の患者が続くときも同様です。
 幸運にも、昨日までは事なきを得ましたが、医師やスタッフは常に感染のリスクの間只中にあることを痛感します。もしも、わたくしがインフルエンザに感染したら、代診の医師を招くことは簡単ではありません。医院は最低5日間クローズせざるを得ません。
 エボラ出血熱などの治療法が確立していない感染症ではまさに「命がけ」の治療が行われています。


 以前、新型インフルエンザのワクチンを医療関係者に優先的に接種することになったとき、わたくしにメールが来ました。医療関係者が優先して受けることは不公平だという趣旨でした。こんな無知な意見を聞くと、ほんとうに虚しくなります。