いい顔ふやそう。沖宗正明です。
今回の災害で大量の土砂が流れ、道路に溢れました。土砂の撤去にはボランティアのご協力もありましたが、行政の働きも見事でした。
土砂搬出には多くのトラックやダンプカーが必要です。ここで搬出のスピードを左右するのは仮置き場までの距離です。たとえば、１００トンの土砂を搬出するとき、２トンダンプなら延べ５０台が必要です。仮置き場まで片道１時間の距離なら往復で２時間。５０台なら合計１００時間を要します。しかし、もしも仮置き場が片道１０分の距離にあれば、往復で２０分、合計１０００分、つまり約１７時間で搬出できます。仮置き場までの距離がカギだという意味がお分かりいただけたと思います。市内には多くの遊休地があります。これらが仮置き場として役に立ったはずです。
今回、中野地区の土砂の仮置き場としてタカキベーカリーのグラウンドをご提供いただきました。安芸中野駅から数分の距離です。タカキベーカリーのご協力に感謝です。
我が家で蘇生したキリギリスは昨日息を引き取りました。精いっぱい生きたキリギリスがたまらなく愛おしく思えました。
新たに購入した本
１．ゴルフが消える日 中央公論新社
２．靖国神社が消える日 小学館
３．日本の海から魚が消える日 マガジンランド
以上３作はテレビ番組の「そこまで言って委員会」を見て読みたくなりました。
４．一発屋芸人列伝 新潮社
一発で消え去った芸人たち。
５．ルポ児童相談所 朝日新聞出版
なぜ児童虐待が続くのか？
６．黙秘の壁 潮出版社
刑事裁判に潜む不条理。弁護士の戦術によって犯罪が解明されないことが多い。
７．注文を間違える料理店 あさ出版
認知症患者の働き場としての料理店の試み。
８．棋士としての生き方 イースト新書
棋士たちはどのような生き方をしているのか？
