広島市議会議員(安芸区)

勉強しない子供より、遊ばない大人が心配

 いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。
 長く続いた豪雨も上がりましたが、九州を始め各地に大きな被害を残しました。


 15日、博多祇園山笠に出かけました。祇園山笠は、重さ約1トンの山車を担いで福岡市内を駆け抜ける祭りです。山車の人形も有名な人形師が制作する美術品ともいえるものです。多くの人形は祭りが終われば壊すそうです。これも美学でしょう。


 早朝の4時59分に櫛田神社を出発して、ホテルオークラ前のゴールを目指します。友人が同ホテルの7階を確保してくれたので、眠い目をこすりながら、テレビと部屋の両方から見物できました。
 神社の境内だけのものと(約30秒)、約5km距離(約30分)の両方でタイムを競います。山車は1トンと重いため、30〜40人で担ぎますが、担ぎ手の負担が大きいため、途中で次々と交代します。担ぎ手の一人に伺ったところ、肩で担ぐのではなく、背中で担ぐそうです。神と一体になった神々しい姿は勇壮で迫力のある、まさに「日本の祭り」でした。
 

 

 

 


 その後、市内を散策したときに面白いものを見つけました。あるバイク屋の看板でしたが、思わず拍手したくなりました。
「勉強しない子供より、遊ばない大人が心配です」と書いてありました。大人たちは遊ばなくなったのか、遊べなくなったのかわかりませんが、遊ぶことを楽しむ大人たちが少なくなったのは確かでしょう。いつまでも好奇心を保って、少年のような心を持ち続けたいものです。