広島市議会議員(安芸区)

帰宅困難の恐怖

 いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。
 経験したことのない大雨が九州を襲っています。被害が少ないことを祈っています。


 先週末、JR矢野駅で行われた「七夕まつり」に行きました。二胡や尺八の演奏、フラダンスなどで観客を楽しませました。矢野駅から徒歩数分の距離にいる友人と会食の約束をしていましたが、その友人さえ外出を控えなければならないほどの豪雨でした。しかたなく早めに帰ろうと思っていたところ、JR呉線が不通になったとのアナウンスです。タクシーを拾おうにも、駅前のタクシー乗り場は長い列ができていました。そのとき初めて「帰宅困難」という言葉が頭をよぎりました。自宅までわずか10数キロほどの距離ですが、とても歩けるような天候ではありません。幸運にも、なんとかタクシー会社に電話がつながり事なきを得ましたが、帰宅できなくなる状況を想定しておく必要性を感じました。


 帰宅困難になるのは多くが天災によるものでしょう。「天災は忘れた頃にやってくる」とは寺田寅彦のことばですが、「天災は忘れる前にもやってくる」のではないでしょうか。


 注文した本
1.「なぜアメリカは日本に二発の原爆を落としたのか」  PHP研究所
 ワシントン・リポートで鋭い分析をするハドソン研究所長、日高義樹の著書。「戦争を早く終わらせるためはやはりウソだった」との見出しがついています。
2.「月給取りになったらアカン」  日本経済新聞出版社
 若者の生き方の指南書。アサヒビース元会長が語るネバー・ギブアップの仕事術。
3.「中国バブル経済のからくり」  藤村幸義・美土代研究会
4.「いかさま生保マンがあなたの資産を食い潰す」  幻冬社
 消費者保護の本。
5.「保険診療がん難民をつくる」 幻冬社
 なぜ患者は治療法を選択できないのか?
6.「医学部受験の闇とカネ」   幻冬社
7.「レッドマーケット」  講談社
 臓器売買の実態。臓器以外にも血液や毛髪まで売買されるマーケットがあります。
8.「歴代首相の言語力を診断する」  東 照二著  研究社