広島市議会議員(安芸区)

最近購入した本

 いい顔ふやそう。沖宗正明です。

 

 爽やかな風が吹いています。各地で祭りが行われていることでしょう。こどものころ、お菓子をもらえことが大変にうれしかったことを思い出します。

 

 最近購入した本をご紹介します。

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「殺しの軍団」と恐れられた柳川組の元組長、柳川次郎のその後の生き方。韓国政府の中枢に深く食い込んでいたことに驚きです。極真空手大山倍達、東声会の町井久幸、力道山許永中などの名前が続々と出てきます。柳川が日韓親善に果たした役割の大きさは認めざるを得ないでしょう。

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戦後最大の疑獄事件=イトマン事件の主役、許永中の自伝。

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廿日市市長選の公開討論会に行きました。

 いい顔ふやそう。沖宗正明です。

 昨日18時から大野福祉保健センターで開かれた廿日市市長選の公開討論会に行きました。討論会に参加したのは元副市長の川本達志さんと市議(当選4回)の松本太郎さんです。お二人とも前回の市長選に立候補し、ともに現職の壁に涙を飲んでいます。川本さんは元副市長、松本さんはここ2回の市議選でトップ当選という抜群の知名度を誇っています。

 まず、それぞれのアピールを7分間行い、その後テーマ別に討論を行いました。テーマ別討論は3分間スピーチし、続いて追加の持論補強、または相手への質問が行われました。

 テーマ別の討論の前半は廿日市市全体に関するもの、後半は地元の大野町に関するもので、細かく政策が訴えられました。コーディネーターの仕切りは素晴らしいもので、みごとにお二人の考え方を引き出していました。アメリカ大統領選の討論会での醜い泥仕合の印象が強かっただけに、昨夜の討論会のレベルの高さが光りました。大変に興味深い内容で、2時間半が瞬く間に過ぎた有意義な討論会でした。

 さて、勝敗の結果ですが、わたくしには明らかに一方が優勢でした。現状認識が正確であり、政策に具体性があり、さらに財源も明らかにしていました。もう一方は、理念はよくわかりましたが、具体性や財源への踏み込みが足りませんでした。おそらく聴衆も同様に感じたと思います。

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舞台公演「ペコロスの母に会いに行く」

 いい顔ふやそう。沖宗正明です。

 昨日、上野学園ホールで開かれた舞台公演「ペコロスの母に会いに行く」を鑑賞しました。製作総括の川阪実由貴はわたくしの友人です。劇団は日本各地を回っています。前日は下関、今日は岡山公演です。今月12日から15日には北京で公演します。

 認知症になった母(藤田弓子)と息子(田村亮)との親子愛を描いた喜劇タッチの舞台です。これに母の義弟(若林豪)や介護施設の職員(元おしん役の小林綾子)らが絡みます。ペコロスとはスペイン語で玉ねぎのことで、田村亮の禿げ頭から取っています。

 認知症を笑い飛ばし、時にはホロっとさせ、唄あり踊りありで、あっという間の2時間40分でした。当初、不入りが心配されましたが、800人の方のお越しいただき、ホッとしているところです。観客のみなさまにお礼申し上げます。

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 余談ですが、楽屋を訪ねたとき、若林豪さんの大島紬の豪華さに圧倒されました。

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幽玄の世界、仙石庭園観月会

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 いい顔ふやそう。沖宗正明です。

 

 14日の夕、東広島市高屋の仙石庭園で観月会が開かれました。仙石庭園は岡山大学医学部の先輩であり、東広島記念病院院長の山名征三先生が作られた庭園です。

 高垣東広島市長を始め、原田康夫元広島大学学長、岡田章元東広島商工会議所会頭、新谷正義衆議院議員など多くの来賓がご出席され、山名先生の人脈の広さが窺がえました。

 

 筑前琵琶人間国宝、奥村旭翠の演奏と語りの迫力には圧倒されました。歌舞伎十八番の「勧進帳」での義経、弁慶一行と関守、富樫左衛門のやり取りを描く「安宅」は独演で約40分にも及ぶものでした。満月の下、特設会場に集まった400人の皆様と幽玄の世界を堪能しました。

 筝曲演奏の北垣内秀響も華を添えました。北垣内秀響はわたくしの同居人です。わたくしは運転手を務めました。

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山名征三先生。  

f:id:okimune:20190916124436j:plain北垣内秀響。

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 村上旭楓。キリっとした美人でした。

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長尾旭隆と奥村旭翠。長尾さんは仙石庭園の名物ガイドさんです。定年を機に琵琶歌を始められたそうです。十分な声量でした。

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 満月の下、人間国宝の至芸による幽玄の世界。

 

アフリカ象の密猟(3)日本人がテロリストに加担している

 いい顔ふやそう。沖宗正明です。

 最終章です。

 

 中国人や日本人が悪意もなく象牙を愛でることで密猟を促しているのは世界中が認めています。さらに密猟で得た資金がテロリストに流れ無辜の市民を殺している側面も忘れてはなりません。インターポールが2013年に行った調査によると、国際犯罪組織に流れた資金は年間で推定188億円に上っています。

 

 著者は述べています。

「直結しているのだ。

中国とアフリカが。

アフリカと日本が。

歓声と悲鳴が。

 我々が子女の卒業祝いに象牙の印鑑を買い求めるとき、アフリカでは数万党のゾウが粗末なカラシニコフ自動小銃で殺され、学生たち首が鉈で切り落とされている」と。

 

 最後にもう一つショッキングな事実を書きます。アフリカの草原で猛獣をハンティングしている画像をご覧になったことがあるでしょう。あのハンティングは許可を得て行っているのかを考えたことがありますか?実際は広大な私有地(日本の市町村レベル)で行われるハンティングツアーです。標的になる猛獣たちは養殖されているのです。アフリカ大陸には現在、野生のライオンが推定3万5000頭生息していますが、南アフリカには約6000頭のライオンが200以上の施設でハンティング用に養殖され、年間数百億円もの莫大な利益に貢献しています。業者のホームページには私有地内で射撃できる動物1頭当たりの値段が掲載されており、シマウマは1300ドル、キリンは4000ドル、雌ライオンは8000ドル、そして雄ライオンは最も高い5万5000ドルです。

 

 アフリカゾウを殺しているのは誰か?を命がけで取材した力作です。日本人としてその罪を自覚していなかったことを恥ずかしく思います。