広島市議会議員(安芸区)

ラーメン1杯1300円は安い?

 
 
 いい顔、ふやそう。沖宗正明です。
 昨日は暑い一日でした。夏日だったところもあったようです。今朝、興味深いニュースを目にしました。アメリカの新聞の記事でしたが、ニューヨークで日本のラーメン店チェーンがオープンしました。店内はラーメン屋というよりレストランの雰囲気でかなりの高級感でした。その記事の見出しにはラーメン1杯13ドルと書かれていました。そして、13ドルの前に only という単語がありました。日本では、ラーメン1杯の値段として13ドル(約1300円)は高いとしか思えませんが、アメリカでは only と表現されるほど安いのです。以前このブログでロンドンの地下鉄の初乗り料金が800円とか、外国ホテルの1泊料金が4−5万円だと書きました。日本人の感覚では高くても、外国人にとっては安いのです。すべて円安のためです。早いところでは今日からガソリンが値上げされて、レギュラーガソリン1リットル約160円になるようです。円が高くなれば、ガソリンの輸入価格が下がり、もっと安いガソリンを買うことができます。こんなところにも円安の影響が出ています。
 さて、1961年の今日、キューバフィデル・カストロ首相が社会主義共和国を宣言しました。それまでキューバは「カリブ海の真珠」と呼ばれ、アメリカやヨーロッパから観光客が押し寄せていました。もちろんカジノもありました。カストロチェ・ゲバラの指導によって社会主義革命がなされたのです。わたくしも何年か前にメキシコのカンクンカリブ海の美しさに時の経つのを忘れたことがあります。1965年のキューバ危機は、第2次大戦後で最も核戦争に近づいたときだといわれています。わたくしは、当時のアメリカのケネディ大統領とソ連フルシチョフ首相の決断と指導力を高く評価しています。大国の指導者の孤独を感じます。