広島市議会議員(安芸区)

他都市の議会改革を学んできました。

 いい顔、ふやそう。沖宗正明です。初夏のさわやかな日です。医院の軒先のツバメも巣立って行きました。
 先週の18日から20日まで議会運営委員会として県外視察を行いました。わたくしは議会運営委員長として参加しました。18日は、川崎市の議会基本条例制定の過程を調査しました。本会議の一般質問は一議会で約50人もの議員が行うことには驚きました。また常任委員会は毎週水・金曜日の2回開かれています。同じ政令市として学ぶところが多くありました。
 19日は沼津市議会を視察しました。同市では本会議や委員会での発言をリアルタイムに文書化できる高精度の音声認識技術を活用した会議録作成を行っていました。これは新しい試みとして興味深いのもでした。また沼津市は予算と決算を常任委員会で審議していました。充分な時間をかけて審議できるのは良い試みと思いました。
 20日は三重県議会を視察しました。三重県北川正恭前知事の時代に先進的な改革を行いました。平成18年に都道府県議会で初めての議会基本条例を制定しました。また沼津市と同様に予算決算を常任委員会で審議しています。さらに定例会を年2回召集とし(広島市は年4回)、それぞれ130日、110日の会期で議会を開いています。
 乗換えが多く移動距離も長い強行軍でしたが、それぞれ先進的な取り組みをしており、大変に充実した視察となりました。この視察で学んだことを広島市議会に活かしたいと思っています。


 委員長として挨拶(川崎市


 三重県庁前