広島市議会議員(安芸区)

広島市感染症情報(6月28日〜7月4日)

いい顔、ふやそう。沖宗正明です。

 広島市感染症週報(6月28日〜7月4日)で気付いたことを書きます。
先週から急増していたヘルパンギーナは今週さらに勢いを増しています。ほかにA群溶血性レンサ球菌咽頭炎が急増しました。どちらも急性の上気道炎ですが、とくにA群溶血性レンサ球菌咽頭炎は2〜4週後にリウマチ熱を発症することがあるので要注意です。リウマチ熱は心炎や関節炎などを起こす重篤な疾患です。A群溶血性レンサ球菌を撲滅するためには2週間程度のペニシリンを投与する必要があります。単なる「かぜ」と軽く考えてはいけません。

 先週急増していた流行性角結膜炎プール熱)はかなり減少しました。流行性耳下腺炎おたふく風邪)はさらに減少しています。水痘は横ばいです。