広島市議会議員(安芸区)

地上474メートルからの眺め

 いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。
 今日も寒い一日です。新年も1週間が過ぎて、世間も正月ムードが薄れたようです。


 1月3日、上海の「森ビル」に上りました。このビルは上海金融街の中心である上海ヒルズ(環球金融中心)に建っていて高さ492メートルを誇っています。日本の資本で建てられたビルが上海でもっとも高いことは上海人のプライドを傷つけたようで、近くにこれを上回るビルが建設中でした(竣工は3年後)。真向いにある金茂(きんも)ビルがそれまでの最高だっただけに余計に神経に障っているのかも知れません。


 地上100階、474メートルの高さに展望フロアーがあり、展望台としては世界最高の高さです。入場料は、体験するにはやや高めの2000円でした。例に漏れず、床はガラス張りで目がくらむようでした。大勢の人がいる中で、わたしがふざけてガラスの床で何度もジャンプしたところ、客が一斉に飛びのきました。絶対に割れることがないと分かっていても体は怖くて反応するのでしょう。わたしは大学生のときに「とび職」を経験しているので全く高所恐怖症がありません。悪い「いたずら」だったかも知れません。ふと、「けがれなき悪戯」という映画の題名を思い出しました。


右側の最も高いビルが「森ビル」。わたしには巨大な栓抜きに見えました。実際に展望台の売店にはビルの形をした栓抜きが4000円で売られていました。ガイドによると、ビルの四角な空間に太陽が入ると「日の丸」に見えるそうです。これも中国人を刺激しているのでしょうか?


森ビル(右)と金茂ビル(左)


 地上474メートルからの眺め