広島市議会議員(安芸区)

広島市の平和政策が明らかに悪い方向に変わりました。

 いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。久しぶりの雨も上がったようです。


 先日の松井市長が被爆者に対して「感謝の気持ちを持つべきだ」との発言は波紋を広げています。松井市長は平和に対する思いが薄いようです。
 その影響が早くも出始めました。公民館に「三たびヒロシマの平和を疑う」との講演会のチラシが置いてありました。講師は元航空幕僚長田母神俊雄氏と原子力委員の青山繁晴氏です。


 わたくしは田母神氏の国を思う気持ちには大いに賛同しています。ただし、彼の核抑止論には賛同できません。核抑止論を唱えるのはそれぞれの考え方ですから自由です。しかし、それを平和都市のこのヒロシマで、しかもヒロシマにとっては聖なる日、8月6日に開催することは許せるものではありません。


 そのチラシが公民館に置いてあることは、広島市の公民館としてあるべき姿から大きく逸脱しています。秋葉前市長なら絶対にありえないことです。


 広島市の平和政策は明らかに悪い方向に大きく舵を取りました。わたくしは今定例会の一般質問に登壇してこの問題を取り上げます。