広島市議会議員(安芸区)

防災・観光行政を視察しました(1)

 いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。
 長く居座った寒波も、そろそろ日本列島から去りそうです。明日は立春です。春の息吹も間近です。


 1月31日から昨日までの3日間、都市活力向上対策特別委員会の視察で出張しました。
 1月31日は東京臨海広域防災公園で、首都直下型地震を想定しての取り組みを学びました。同公園は、TBSやフジテレビで有名な「お台場」にあります。物資や人員の搬送、食料や水、トイレの確保、救急体制など細かいところまで行き届いた対策が講じられていました。下の写真は対策本部です。普段は閑散としていますが、いざというときにはこの広大な部屋で対策が進められます。壁には巨大スクリーンがあり、すごい迫力でした。昨年3月の東日本大震災のときには、対策本部は現地で作られたため、ここは使われなかったそうです。
 


 電話回線が遮断されても、防災無線の準備がされています。対策本部の防災無線のアンテナ塔です。写真では小さすぎてはっきりと見えませんが、上の方で作業員が動いていました。


 見学が終わったあと、夕方の6時ころにビルの10階でエレベーター内で大震災に遭遇したとの想定で、生き残れるかというゲームがありました。ニンテンドーDSを使い、いくつかの状況でどう行動を選択するかがクイズ形式で出されました。わたくしは何とか生き残れた様です。大災害のときには、72時間生き残れるかが生死の境の分かれ目だということです。72時間を過ぎると生存の可能性は極端に下がるようです。食料は水、その他の防災対策は、まず72時間分をしのげるだけのものを用意すべきです。また、新聞紙、ビニール袋などの災害時での使い方も学びました。いかに、防災意識が低かったかを自覚しました。みなさんも一度、ご家族で災害時の行動を話し合っておくべきです(続く)