広島市議会議員(安芸区)

ラ・ゴロンドリーナ

 いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。


 昨日、今季初めてツバメを見ました。今年もツバメたちが春を運んできました。わたくしは、ツバメを見ると、「ゴロンドリーナ」という言葉を思い出します。ゴロンドリーナ(La golondorina)とはスペイン語でツバメを意味します。古い時代のイタリアでは出稼ぎに来る人々のことをゴロンドリーナと呼んだそうです。彼らもイタリアに春を運んできたのでしょう。


 メキシコ民謡のゴロンドリーナの歌詞をご紹介します。楽しそうに飛び回っている姿の中に、はるか南から飛んで来た苦しさを感じさせます。


南の国を離れて つばめは微風とともに
今年もわが町を 目指して飛んで来た
苦しみ悩みを 耐え抜いた姿
おゝ つばめ ラ・ゴロンドリーナ
涙を風に投げ捨て 楽しく飛び回る
苦しみ悩みを 耐え抜いた姿
おゝ つばめ ラ・ゴロンドリーナ
涙を風に投げ捨て 楽しく飛び回る



南の歌をつぶやき つばめは今日も窓に飛ぶ
小さなわが町に 輝く春がきた
ちらつく影さえ 懐かしい姿
おゝ つばめ ラ・ゴロンドリーナ
翼に夢を描いて やさしく飛び回る
ちらつく影さえ 懐かしい姿
おゝ つばめ ラ・ゴロンドリーナ
翼に夢を描いて やさしく飛び回る
 
訳詞 青木富美子
 補作 サトウ・ハチロー

優しさを感じさせる歌です。インターネットで、「ラ・ゴロンドリーナ(つばめ)」で検索してみてください。再生できます。