広島市議会議員(安芸区)

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

 いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。
 朝から雨模様の一日です。


 広島市感染症週報第13週(3月26日〜4月1日)によると、前週と同様にインフルエンザと感染性胃腸炎は減少しています。
 今週急増したのがA群溶血性レンサ球菌咽頭炎です。これは小児に多く、毎年冬から春に多発します。「のどの痛み」を主症状とし、高熱やイチゴ様の舌、嘔吐などを伴うこともあります。家族や学校などの集団生活の場で飛沫感染により起こります。


 この疾患で怖いのは、急性糸球体腎炎とリウマチ熱の続発です。
急性糸球体腎炎は血尿、蛋白尿、高血圧、浮腫などを伴って腎機能障害を起こすことがあります。また、リウマチ熱は心臓の弁に障害を起こしたり、関節炎を起こします。


 お子さんが「のどの痛み」を訴えたときには、早めに小児科か内科を受診させてください。