広島市議会議員(安芸区)

「松阪豚」と「セブン-トゥエレブ」

いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。
 昨日は初春を思わせるような暖かい日でしたが、今日は一転して寒波襲来です。


 今朝の産経新聞のコラムに面白い記事がありました。
 台北では日本の地名を冠した食材がたくさん売られています。たとえば、「冬季限定 北海道豚カツバーガー」。台湾では獲れない「北海道タラバガニ」も人気で、「北海道昆布鍋」もあります。漢字で「鱈場蟹」とか「帝王蟹」と書かれています。
 

 農水省のアジアを対象にした調べでは、日本産と偽装したり、商標権を侵害する疑いがある産品の割合は台湾が最も多いそうです。韓国や中国も勝てません。執筆者は、生産者が守り育てたブランドに「ただ乗り」はよくないと思うが、そんなにまで日本が好きなのかと自尊心をくすぐられると書いています。
 「松阪牛」をパクッた「松阪豚」は今や普通名詞となっています。


 わたくしも数年前に台湾の地方都市を旅したとき、ホテルの周りを散歩しました。偶然に見つけたコンビニショップの看板は「7−12」。セブン-イレブンならぬセブン-トゥエレブでした。思わず笑ってしまいました。アワビ専門店では、待ちに待った料理を見たときには絶句しました。アワビとは似ても似つかぬ、まるでコンニャクのようなノッペリとしたスライスでした。女性店員の人懐っこい笑顔を見ていると文句も言えず、生レバーのような食感の料理を酒でごまかして胃に流し込みました。