いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。
きょうの昼間は小春日和でした。暦の上では立春も過ぎました。春一番も間近でしょう。
先日、わたくしのゴルフの師匠でもあった友人が亡くなりました。享年66歳の若すぎる死でした。
半年ほど前に彼がわたくしに言いました。70歳になってエージシュートを達成したいと。エージシュートとは年齢以下のスコアでラウンドすることで、ゴルファーにとって夢のまた夢です。よほどの腕前に加えて体力も維持しないとできない偉業です。彼はオフィシャルハンディこそ持っていませんでしたが、クラブチャンピオンとスクラッチ(ハンディキャップなし)で勝負できるほどの腕前でした。
昨年の秋にガンが見つかったときには、すでに転移があり末期の状態でした。彼にエージシュートの夢を叶えて欲しかったと思いながら通夜と告別式に参列しました。
ところが、きょう彼がエージシュートを果たしていたことを別の友人から聞きました。入院する1カ月前のことだったそうです。瀬野川カンツリークラブで66のスコアだったそうです。これを聞いてわたくしは胸のつかえが下りた気がしました。
わたくしは彼の門下生として劣等生でしたが、いま「おめでとう」という言葉を贈りたいと思います。
いまごろ、あちらの世界でもゴルフコースをラウンドしていることでしょう。
ご冥福をお祈り申し上げます。