広島市議会議員(安芸区)

消費税の再増税延期に異議あり

 いい顔、ふやそう。沖宗正明です。
 広島市の複数の施設への爆破予告があったため、議会に登庁していますが、午後4時時点では何事も起こっていません。悪質な悪戯です。


 安倍総理は消費税を10%に上げることを2年半延期することにしました。消費税の再増税について、これまでの安倍総理の言動はすでにマスコミで報じられていますので詳しく述べませんが、再増税の延期については異議があります。
 消費増税の主な目的は社会保障の充実と財政再建であったはずです。ここで2年半も遅れさせることはその目的の達成が遅れることです。


 国民の多くはどのような増税に対しても反対するものです。「増税できない国 日本」という著書を読みましたが、この30年間で増税と呼べるものは、消費税だけです。所得税や住民税もほとんど上がっていません。
 われわれの世代は減税の恩恵を十分に受けました。そして今、増税に反対することは、自分たちが受けた恩恵のツケを次の世代に負担させることに他なりません。そして。次の世代はわれわれよりもはるかに少ない人数で負担しなければなりません。


 もはや、わがままを捨て去る時期に来ています。国民にとって耳障りの悪いことを打ち出し、説得することこそ為政者の責務です。その責務を安倍総理は放棄しました。


夕方には「広島日伯協会」の総会、懇親会に出席します。日本とブラジルの有効が深まることを祈っています。