広島市議会議員(安芸区)

驚きました。梅沢富美男のきれいな首筋。

 いい顔、ふやそう。沖宗正明です。
 さわやかな風の日曜日です。とうかさんも今日までとなりました。昨日の昼間にそごう周辺を歩きました。そこにはカープの赤いユニフォームに混じって、多くの浴衣姿が見られました。広島らしい夏の風物詩です。


 先日、ある番組で梅沢富美男の姿に驚きました。あまりにも首筋がきれいでした。還暦近くになると、男性は首が細くなり、首筋にシワが目立ちます。簡単に言えば「たるんだ貧相な首」になります。彼は女形を演じるだけに首のメンテナンスを心掛けているのでしょう。これならシャツのボタンを二つ空けても見栄えがします。首筋が貧相な日本人にクールビズは似合わないと、友人の服飾関係者から聞いたことがあります。妙に納得し、クールビズでもできるだけ首の露出が少ないファッションを心掛けるようになりました。以後、V首や襟ぐりの広いTシャツなどは箪笥の引き出しの奥深くに隠れてしまいました。


 顔を思い切り左に向けてみてください。首の右側に太い筋肉が触れるでしょう。この筋肉は耳の後ろ(側頭骨の乳様突起)から鎖骨に向かって伸びています。注意深く振れると、最も下の部分は二股に分かれて末広がりになっています。指が入るので分かれていることが実感できます。末広がりの部分の外側は鎖骨中央部につながっていますが、内側は鎖骨よりも更に内側につながっています。ここが胸骨です。つまり、胸骨と鎖骨、乳様突起をつないでいるので胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)と名付けられています。この筋肉を鍛えればスッキリした首筋になりますが、ことはそう簡単ではありません。ヒマがあれば顔を左右に向けてしばらく止めたり、ニワトリのように首を前後に動かしてこの筋肉を鍛えていますが、効果を実感できていません。梅沢富美男の隠れた努力に脱帽。



 服飾メーカーのエルメネジルド・ゼニヤがロバート・デ・ニーロをモデルに起用しました。デ・ニーロは、若き日のドン・コルレオーネを演じた「ゴッドファーザー PART Ⅱ」やアル・カポネを演じた「アンタッチャブル」、チンピラからマフィアの幹部にのし上がる役を演じた「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」などの迫力あるギャング役のイメージが強くありますが、近年では「ミート・ザ・ペアレンツ」や「アナライズ・ユー」などのコミカルな役もこなしています。そのほか「タクシードライバー」、「グッドフェローズ」、「カジノ」など性格俳優と呼ぶにふさわしい俳優です。わたくしには西田敏行と重なるイメージです。 


 彼の役作りへの取り組みは、ここまでやるかというほど徹底しています。以下はウィキペディアからの引用です。

•「「ゴッドファーザー PART II』では、シチリア島に住んで、イタリア語をマスターした後に、マーロン・ブランドのしゃがれ声を完璧に模写した。
•「タクシードライバー」では3週間、ニューヨークでタクシードライバーとして働いた。
•「ディア・ハンター」では、物語の舞台となったピッツバーグに撮影数ヶ月前から偽名で暮らしていた。さらに鉄工所で働こうとしたが、現地の人に拒否されたという。
•「レイジング・ブル」ではミドル級ボクサーの鍛え抜かれた肉体を披露し、その後、引退後の姿を表現するために体重を20キロも増やした。このためイタリアに赴いて、現地のあらゆるレストランを食べ歩いた。
主人公がユダヤ人の「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」では、ユダヤ人家庭にホームステイした。
•「アンタッチャブル」では頭髪をそり上げ、アル・カポネを演じた。体重は直後に別の映画出演が決まっていたので太るわけにいかず、ボディスーツを着用したが、顔だけは太らせて撮影に臨んだ。
•「ミッドナイト・ラン」では、マーティン・ブレストと共に実際の賞金稼ぎと共に行動し、捕獲の瞬間、張り込みを見学し、捜査の方法などを習得した。
•「ロバート・デ・ニーロ エグザイル」でホームレス役で出演するため、役づくりのためにホームレス施設に潜入した。etc

 
 今回のゼニヤのモデルでのデ・ニーロは実にカッコいい。重ねた年齢が重厚感を醸し出しています。こんなオヤジになりたいものです。まぁ無理でしょうが・・・・。