広島市議会議員(安芸区)

ミイラの蘇生方法

 いい顔ふやそう。沖宗正明です。

   わたくしが小学校4年生のときだったと記憶していますが、日曜日の夕方、「恐怖のミイラ」という番組がありました。怖いもの見たさという言葉がぴったりの内容でした。

 ある学者グループがエジプトから持ち帰ったミイラを生き返らせようと試みます。どんな薬であったかは不明ですが、ミイラに注射します。しかし、ミイラは何の反応もしません。多くの学者が落胆する中、別の学者はミイラに薬を飲ませます。ところが、ミイラはこの薬をゴクゴクを飲み込みます。この薬が効いてミイラが生き返って町中を徘徊するという、なんともバカバカしい内容でした。注射が聞かないから飲ませるという発想もすごいですが、飲み込むミイラもすごい。子供の眼には、全身に巻かれた白い包帯からチョークの粉のようなものをまき散らしながら歩き回るミイラは鬼気迫るものでした。

   江戸時代には、ミイラは粉にして不老長寿の薬として輸入されていました。想像するだに気持ちが悪いものですが、トカゲやイモリの黒焼きのようなものだったのでしょう。どんな味だったのでしょうか?