広島市議会議員(安芸区)

危うさを感じる森喜朗さんの報道

 いい顔ふやそう。沖宗正明です。

 森喜朗五輪組織委員長が辞任することになりました。女性蔑視とも受け取れる発言とそれに続く記者会見が原因です。発言自体は良いことではありません。記者会見での態度も受けは悪かったでしょう。しかし、今回の報道は森さんへのバッシングばかりです。彼を擁護すると叩かれる状況です。素人までが「私にはよくわかりませんが、やっぱりだめですよね」などと阿っています。反論するといじめに遭うので、いじめる側に回ろうとするいやらしさが感じられます。

 

 企業でも団体でも、みんなが同じ方向に向いて同じ意見を言うときは危ういのではないでしょうか。戦前の我が国や現在の共産党一党独裁政権を同じ状況です。韓国でも親日的発言をすることはできなくなっています。そんな国にしたいのでしょうか?

 これまで7年間にわたった彼の功績を全て否定することが正義なのでしょうか?

 「残念なことになりましたが、長らくお疲れ様でした」と慰労する言葉があっても良いのではないでしょうか。