広島市議会議員(安芸区)

ミイラの蘇生方法

 いい顔ふやそう。沖宗正明です。

   わたくしが小学校4年生のときだったと記憶していますが、日曜日の夕方、「恐怖のミイラ」という番組がありました。怖いもの見たさという言葉がぴったりの内容でした。

 ある学者グループがエジプトから持ち帰ったミイラを生き返らせようと試みます。どんな薬であったかは不明ですが、ミイラに注射します。しかし、ミイラは何の反応もしません。多くの学者が落胆する中、別の学者はミイラに薬を飲ませます。ところが、ミイラはこの薬をゴクゴクを飲み込みます。この薬が効いてミイラが生き返って町中を徘徊するという、なんともバカバカしい内容でした。注射が聞かないから飲ませるという発想もすごいですが、飲み込むミイラもすごい。子供の眼には、全身に巻かれた白い包帯からチョークの粉のようなものをまき散らしながら歩き回るミイラは鬼気迫るものでした。

   江戸時代には、ミイラは粉にして不老長寿の薬として輸入されていました。想像するだに気持ちが悪いものですが、トカゲやイモリの黒焼きのようなものだったのでしょう。どんな味だったのでしょうか?

アルファベットの社名いろいろ

 いい顔ふやそう。沖宗正明です。

 

 いつのころからかはっきりしませんがカタカナやアルファベットの社名が増えてきました。ロゴを見るとセンスの差を感じます。

 まずMAZDA。いうまでもなく、戦前から自動車メーカーとして発展した我が町広島の企業です。MAZDAのロゴは素晴らしいセンスを感じます。古い社名なのMATSUDAでないところがすごい。これと同様なのがMIZKANやSHMZです。

 そのほかにセンスの良さを感じさせる社名には、NISSAY、YASKAWAなどがあります。

 その一方で、SEIBUやSEIYUはこれよりほかに表現しようがないので仕方がないですね。

馬の顔が長くなった理由

 いい顔ふやそう。沖宗正明です。

 先日、テレビで「パンツを穿いた猿」と呼ばれる猿のことが放映されていました。黒い体で腰回りが白い猿です。パンツを穿いたという形容がぴったりです。黒い体に白いパンツは余計に目立ちそうです。ところが住んでいる岩山は黒と白のまだら模様になっていて、遠くから見ると背景に溶け込んでなかなか猿を見つけられないそうです。解説では岩山に溶け込むために白と黒の毛並みになったとのことでした。 

 落語の世界にも似たような話があります。先代の三遊亭金馬の得意ネタ、「三人旅」には馬子とそそっかしい客の掛け合いがあります。馬子が馬に向かって、石につまずいて蹄を傷つけることを叱ります。

馬子:「長いツラぁして分からねぇか」

客:「馬を叱るのに長いツラぁしてはないだろう。第一、長年馬を見てるが、丸顔の馬なんか見たことねぇぞ」

馬子:「丸顔の馬なんぞ、あるもんじゃねぇ。どして馬のツラはこんなに長くなったかのぅ?」

客:「後学のために教えてやらぁ。馬は深い飼い葉桶にツラを突っ込んで餌を食うだろ。だからツラがだんだん長くなったんだ」

馬子:「おまえさん、えらいこと知っとるのぉ。そんなら飼い葉桶が先にできて馬のツラぁ後からできたことになるのぉ」

 宿に泊まります。おなじみのお笑いでございます。でチョン。 

  パンツを穿いた猿も同じような感じがするのですが・・・・

カネは絶縁するための手段?

 いい顔ふやそう。沖宗正明です。

 寒い日が続きますが、4日は立春でした。立春と聞いただけで心が軽やかになります。

 

 先日聴いた幸福学についての講演で興味深い内容がありました。カネは相手と絶縁するための手段だというのです。以下はその概要です。

 社会生活を営む上で私たちは大切な相手に対して何らかの負い目を感じています。その負い目には反対給付が伴います。具体的に言えば借りがある相手には感謝の言葉を口にする、盆暮れの贈り物をするなどです。そしてその反対給付は等価交換であってはなりません。借りよりも少し多いか、少し少ない反対給付をすべきです。等価交換であればその時点で負い目がなくなり、縁が途切れます。カネを借りた銀行はその一例です。事業を続けるには付き合いは必要ですが負債を返済した時点では対等の立場になります。

 バレンタインデーに安いチョコをもらった返しには、その何倍もの出費が必要でしょう。同じ金額程度の物を返したら恋人に逃げられます。

 イギリスのある著名な作家は20歳になった時、父親からそれまでにかかった費用を請求されました。彼はそのカネを返したときに父親と縁を切ったそうです。

 

 結論として、相手と縁を切りたければ負い目に見合うだけのカネを返せばいいということです。手切れ金はまさに典型例です。眼から鱗が落ちました。

 皆さんが、手切れ金などと無縁であることを祈っています。

天国の友人に届いたドライバーショット

 いい顔ふやそう。沖宗正明です。

 

 新年早々にゴルフ仲間の友人が亡くなりました。初詣ができるほど回復していたのに、まさに寝耳に水の急死でした。

 その友人のゴルフ仲間が集まってラウンドしました。アウトとインのスタートホールで、彼のドライバーを使って4人がティーショットをしました。きっと友人は天国から8回のドライバーショットを見てくれたことでしょう。ボールの行方を見失ったかもしれませんが・・・・・