広島市議会議員(安芸区)

スマホが無残な姿に

 いい顔ふやそう。沖宗正明です。

 わたくしは、日程が許す限りコロナワクチン接種を担当しています。今日は呉市に足を運びました。一日に7時間以上もパイプ椅子に座り、同じ質問を繰り返すのはきつい仕事です。終わった時にはグッタリです。

 

5日前も呉市での接種でした。駅ビルでの昼食を終えて、屋根付きの階段を下りました。ここから接種会場までは約30メートルの距離でした。雨模様の中、傘を持っていなかったので、ダウンジャケットのフードを被って会場まで走りました。

 15分か20分経ったとき、スマホがないことに気づきました。職員に発信してもらっても着信音が聞こえません。昼食の店に連絡してもスマホはないとのこと。もしやと思い、走った道を辿りました。我がスマホは哀れにも水たまりの中に変わり果てた姿を横たえていました。液晶は千々に割れたひどい姿です。おそらくタイヤに踏まれたのでしょう。電源を入れても反応しません。接種を終えて、スマホを買いに走りました。最大の関心事はデータが復元できるかでした。たまたまスマホと連動しているタブレットを携行していたため、その場でデータを復元できました。テキパキと作業をする店員さんは神様に見えました。今回は故障や紛失した時のために保険に入りました。

 

 その後、冷静になって我に返りました。まだ2年間も使っていないスマホを落とさなければ高額な出費をしなくても良かったと悔やむことしきりでした。雨が降っていなければ走ることもなかったし、スマホが水たまりに浸かることもなかったでしょう。フードを被っていなければ落とした音に気付いていたでしょう。何とも間の悪いトホホな日でした。二日分以上の日当が吹き飛びました。

 

 これほどまでにスマホに支配されていた自分に愕然とする思いでした。スマホが壊れたときや紛失したときの備えを十分にしておく必要を強く感じました。

 参考までに、水に浸かっで電源が切れたスマホはすぐに電源を入れてはなりません。ショートしてメモリーが壊れる危険性があります。

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タクシーの車窓から見えた驚き

 いい顔ふやそう。沖宗正明です。

 一昨日、府中市でのワクチン接種を担当しました。タクシーで高速道路を利用して行きました。往路は渋滞もなく1時間少々で到着しましたが、復路は土曜日にも係わらず2号線の渋滞がひどく、2時間近くかかりました。接種会場での執務は3時間半だったので、往復時間とあまり変わらない勤務時間でした。

 自分がハンドルを握らないで車窓から外を眺めていると、初めて気づくことがいくつもありました。

 まず、府中市では屋根に太陽光パネルを設置している家がたくさん目に付きます。調べてみると、府中市では独自に太陽光発電補助金を支給していました。

 帰途は日没近くの時間帯でしたが、西日に映える山の美しさに見とれました。わたくしの地元では見られない木々があり、改めて驚きました。

 また、農村地帯では稲刈りを終えた田が広大に広がっていました。子供の頃、母の実家の近くでそんな田で遊んだ記憶が蘇りました。もう60年も前のことです。固くない土壌で切株に転びながら楽しく走り回りました。日本の原風景でしょう。

 さらに、西条のあたりではきれいな夕焼け空に浮かんだ鱗雲には心を奪われる思いでした。久しくぼんやりと夕焼けを眺めることがなかったことに気づきました。

 政治家という世俗的な立場を離れて、感性も変化したようです。

中国新聞の天風録にわたくしの記事が掲載されました

 いい顔ふやそう。沖宗正明です。

 2月4日に広島市議会議員を辞職したことを受けて、2月6日の中国新聞1面の天風録にわたくしの記事が掲載されました。当初わたくしは読んでおらず、友人からのメールで知りました。

 褒められたのか、貶されたのか、読者によって解釈が異なるようです。「潔い引き際であり、政治家の言葉の重さを讃えた」という趣旨の意見がある一方で、「自らが天に向かって唾した」という意見もありました。わたくし自身、読んだ直後は後者の印象でしたが、いまはどちらか悩ましい思いです。

 

 いずれにしても筆者が3年前の討論を覚えていただいていたことに驚きです。あの討論は、自分の議員経歴の中で最も思い入れのある内容の一つでした。

 

 今後は医師として社会貢献をしたいと思っています。辞職したこともあって、2月、3月は新型コロナワクチン接種の問診担当で飛び回っています。呉市三原市府中市まで足を伸ばしています。昨日は三原市大和町でした。

 オミクロン株の感染もピークを越えつつあるように思えます。ウィルスは変異によって感染力は強まりますが、毒性は弱まります。夜明けは近いでしょう。ご自愛ください。

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議員を辞職して二日経ちました

 いい顔ふやそう。沖宗正明です。

 2月4日に広島市議会議員を辞職しました。辞職のプロセスとしては、佐々木議長に辞職願を提出し、議長がこれを許可するということになります。

 議長から受け取った文面には、令和4年2月4日付けで提出された辞職願については、地方自治法第126条ただし書きにより、令和4年2月4日付けで辞職を許可します。と書かれていました。近いうちに検察の処分が下されますが、争うことなく受け容れたいと思っています

 

 当日午後からニュースをご覧になった方から多くの暖かい電話やメールをいただきました。いつの間にか議員として27年が過ぎました。数々の思い出が蘇りますが、充実した年月でした。これを機に政界を引退し、今後は医師として社会貢献をしたいと思っています。折しも新型コロナワクチンの3回目接種が始まっています。しばらくはこれに忙殺される日が続きそうです。三原市府中市呉市まで足を運ぶ予定です。

 

 実は、一昨年の夏にも辞職を考え、50名以上の後援会の方々に集まっていただき、ご意見を拝聴しました。平成30年の西日本豪雨災害のような非常時や困りごとがあった時に身近な議員が必要だという意見が大半で辞職を慰留されました。また当時は選挙から1年少々しか経っていなかったこともあり、任期を半分以上残しての辞職はわたくしを選んで下さった方々への責任放棄という面もあり、職に留まった経緯がありました。

 

 わたくしの辞職によって安芸区では補欠選挙が行われ、税金が使われますが、これは民主主義のコストだと思います。わたくしに代わるより良い議員が選ばれれば、わたくしとしては、以て瞑すべしです。

 

 最期になりますが、私の行動で議会を混乱させ、有権者の政治不信を助長したことに深くお詫び申し上げます。また、27年間もの長きに亘って支えていただいた方々に改めて厚くお礼申し上げます。

 

 

広島市のインフルエンザは1例だけ

 いい顔ふやそう。沖宗正明です。

 広島市感染症情報です。今年1月の第3週(1月17日~23日)の37定点におけるインフルエンザ患者数は1名です。今年になって初めての報告です。今冬は大流行するとの予測がありましたが、いまのところハズレ。とはいえ、コロナと同様に手洗い、うがいを心がけましょう。