広島市議会議員(安芸区)

議員を辞職して二日経ちました

 いい顔ふやそう。沖宗正明です。

 2月4日に広島市議会議員を辞職しました。辞職のプロセスとしては、佐々木議長に辞職願を提出し、議長がこれを許可するということになります。

 議長から受け取った文面には、令和4年2月4日付けで提出された辞職願については、地方自治法第126条ただし書きにより、令和4年2月4日付けで辞職を許可します。と書かれていました。近いうちに検察の処分が下されますが、争うことなく受け容れたいと思っています

 

 当日午後からニュースをご覧になった方から多くの暖かい電話やメールをいただきました。いつの間にか議員として27年が過ぎました。数々の思い出が蘇りますが、充実した年月でした。これを機に政界を引退し、今後は医師として社会貢献をしたいと思っています。折しも新型コロナワクチンの3回目接種が始まっています。しばらくはこれに忙殺される日が続きそうです。三原市府中市呉市まで足を運ぶ予定です。

 

 実は、一昨年の夏にも辞職を考え、50名以上の後援会の方々に集まっていただき、ご意見を拝聴しました。平成30年の西日本豪雨災害のような非常時や困りごとがあった時に身近な議員が必要だという意見が大半で辞職を慰留されました。また当時は選挙から1年少々しか経っていなかったこともあり、任期を半分以上残しての辞職はわたくしを選んで下さった方々への責任放棄という面もあり、職に留まった経緯がありました。

 

 わたくしの辞職によって安芸区では補欠選挙が行われ、税金が使われますが、これは民主主義のコストだと思います。わたくしに代わるより良い議員が選ばれれば、わたくしとしては、以て瞑すべしです。

 

 最期になりますが、私の行動で議会を混乱させ、有権者の政治不信を助長したことに深くお詫び申し上げます。また、27年間もの長きに亘って支えていただいた方々に改めて厚くお礼申し上げます。