いい顔ふやそう。沖宗正明です。
一昨日、府中市でのワクチン接種を担当しました。タクシーで高速道路を利用して行きました。往路は渋滞もなく1時間少々で到着しましたが、復路は土曜日にも係わらず2号線の渋滞がひどく、2時間近くかかりました。接種会場での執務は3時間半だったので、往復時間とあまり変わらない勤務時間でした。
自分がハンドルを握らないで車窓から外を眺めていると、初めて気づくことがいくつもありました。
まず、府中市では屋根に太陽光パネルを設置している家がたくさん目に付きます。調べてみると、府中市では独自に太陽光発電の補助金を支給していました。
帰途は日没近くの時間帯でしたが、西日に映える山の美しさに見とれました。わたくしの地元では見られない木々があり、改めて驚きました。
また、農村地帯では稲刈りを終えた田が広大に広がっていました。子供の頃、母の実家の近くでそんな田で遊んだ記憶が蘇りました。もう60年も前のことです。固くない土壌で切株に転びながら楽しく走り回りました。日本の原風景でしょう。
さらに、西条のあたりではきれいな夕焼け空に浮かんだ鱗雲には心を奪われる思いでした。久しくぼんやりと夕焼けを眺めることがなかったことに気づきました。
政治家という世俗的な立場を離れて、感性も変化したようです。