広島市議会議員(安芸区)

公明党山口代表の尖閣棚上げ論

 いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。


公明党山口那津男代表が中国で尖閣棚上げ論に言及しました。「容易に解決できないとすれば、将来の知恵に任せることは賢明な判断だ」という内容です。
 日本政府は尖閣列島は固有の領土だとしており、棚上げ論は否定しています。自民党の石破幹事長も反論しており、政府与党内で不一致を露呈しています。
 棚上げ論は1978年に当時の訒 小平主席が持ち出したものですが、中国は1992年に尖閣を自国の領土だとする領海法を制定しており、事実上破たんしています。棚上げ論は中国に利用される危険があります。


 先日訪中した鳩山由紀夫は「尖閣を係争地と認めることが必要」と述べ、中国側から高く評価されました。元首相の発言だけに、利用価値は高いでしょう。
 山口、鳩山両氏の発言は国益を損ねる危険があります。徹底して掘り下げた議論を期待します。

 インフルエンザと水痘が依然として猛威を振っていますのでご注意ください。一昨日検診した新入園児にも水痘の罹患による水泡の瘢痕を持った子がたくさんいました。
 注文した本
1.「平穏死10の条件」 長尾和宏著
2.「いよいよ韓国経済が崩壊するこれだけの理由」  WAC出版
3.「打撃の神様 川上哲治」 WAC出版