広島市議会議員(安芸区)

広島市感染症週報2014年第30週

 いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。
 台風11号の影響で、強い雨が続きます。古今亭志ん生なら「よくもまあ、天にこれだけ水があるねえ」というところでしょう。


 広島市感染症週報2014年第30週(7月21日〜7月27日)によれば、流行性耳下腺炎おたふく風邪)が増加しています。前週に比べて1.5〜2倍です。


 流行しているヘルパンギーナはやや減少していますが、まだまだ要注意です。ヘルパンギーナはビールスによる感染症で、毎年7月ごろをピークとして4歳以下の小児、とくに1歳代に流行することが多い夏かぜの代表疾患です。高熱と口腔内の発疹、とくにのどの奥に小さい水泡が特徴的です。水泡による痛みのため水を飲むことも嫌がることがあるほどです。
 主な感染経路は主に飛沫感染です。今年は大人にも多く発生しています。