広島市議会議員(安芸区)

米公立高校で「慰安婦教育」。なぜマスコミは報道しない。

 いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。
 年の瀬が迫ってきました。明後日はクリスマス・イブ。10日後には新年です。


 来年から、米カリフォルニア州の公立高校の歴史・社会科学の教育カリキュラムで、日本軍の慰安婦問題が新たに盛り込まれることになりました。慰安婦は性奴隷と説明され、20世紀最大の人身売買とされています。韓国側の要請が反映されたものです。
 これほど日本が貶められていることを、なぜマスコミは報道しないのでしょうか?我が国の外交とマスコミの在り方に暗澹たる気持ちになります。


 20万人の少女たちが慰安婦として強制連行されたことになっています。当時の朝鮮の人口は2000万人です。女性は半分の1000万人。そのうち、15歳から19歳の少女は4%(多く見積もって5%)。40万〜50万人のうち20万人、つまり少女の半分近くが強制連行されたことになります。こんなことがあり得るはずがないでしょう。


 戦後の日本では、警察権が及ばない第三国人が非道の限りを尽くしました。それに立ち上がったのが、先日亡くなった渋谷の安藤昇の安藤組や、新宿の尾津マーケットの尾津喜之助たちでした。尾津は「光は新宿から」のスローガンで戦後の復興に尽くした関東尾津組の親分です。尾津マーケットでは、戦争未亡人や傷痍軍人などに優先的に場所が提供されました。治安もよく、マーケットでは女性でも一人歩きができたと言われています。のちに衆議院選挙に立候補して、次次点ながら2万3000票を獲得しています。


 敗戦国の日本でさえ、無法に対して立ち上がった男たちがいました。石原慎太郎は、「当時の朝鮮の男たちは、目の前で近所の少女たちが連れ去られるのを黙って見ていたのか」と皮肉っています。