広島市議会議員(安芸区)

広島高速5号線関連議案に対する議会の体たらく

 いい顔ふやそう。沖宗正明です。

マスコミで報じられたように、昨日高速5号線関連議案が可決されました。賛成した議員が主張する大きな理由は、いったん200億円で契約したトンネル工事費用を87億円増額したことは不適切であり、公社の姿勢も県と市の指導も不十分であったが、工事は進めなければならないというものです。

 わたくしは、だからこそ今疑惑を解明するのが先であるとの理由で反対しました。行政が動かない時こそ議会の出番です。議員は行政の暴走にストップをかけ、不作為を咎めるために選ばれました。行政の失態を追求し、疑惑を解明するために議席を得ています。今回のように疑惑を解明することを怠り、筋の悪い議案を丸のみにすることは議会の責任放棄です。これ以降、同様な行政の失態が起きた時、議会は疑惑解明ができなくなるでしょう。今回の議会の態度は悪しき前例になります。明らかに議会は劣化しました。

 わたくしの討論やほかの論戦は以下の手順で見られます。

広島市議会トップページ」、上段右の「議会中継」、左側中ほどの「本会議」、左側の「本会議録画中継」、最上段の「令和元年第5回定例会(令和元年12月3日~12月13日)」、左側に日付けがありますので最下段に12月13日の発言が録画されています。右側の「再生」でご覧ください。「再生」は青と黄色がありますがどちらかで見られます。