広島市議会議員(安芸区)

大阪都構想と米大統領選

  いい顔ふやそう。沖宗正明です。

  今週は政治的に二つの大きなイベントがあります。まず、今日は大阪都構想の賛否を問う住民投票が行われます。5年前には否決されましたが、今回は公明党が賛成に回っているためどうなりますか?初の政令市廃止となるのでしょうか?

 

  米大統領選は明後日の投票です。前回同様にトランプが事前の予想を覆して逆

転勝利なるか興味深いところです。それにしてもトランプの終盤の遊説日程は驚異的です。新型コロナ感染にもかかわらず74歳でこれほどの体力、気力は驚きです。

 

  なぜアメリカの大統領選挙は火曜日に行われるのでしょうか?

  4で割り切れる西暦年には夏季オリンピック米大統領選挙が行われます(今年のオリ・パラは延期になりましたが)。米大統領選は法律によって、11月の第1月曜日の次の火曜日に行われることになっています。なぜ11月なのか。アメリカ合衆国が成立したころには、国民はほとんど農民でした。したがって、秋の刈り入れが終わってからの選挙となったようです。

  では、第1月曜日の次の火曜日の理由は何か。選挙なら日曜日というのが日本では常識となっています。しかし、キリスト教徒の多い米国では、日曜日は家族そろって教会に行き、牧師や神父の説教を聞き、聖書を読み、讃美歌を歌って、安息のうちに過ごすべき日であって、選挙のような世俗的なことに費やす日ではないと考えられています。また、18世紀ころには、皆が馬車や馬を持っているわけではなく、田舎町から投票所に行くまでに1日以上かかることも珍しくありませんでした。それが中1日置いた火曜日になった理由です。第1月曜日の次というのも、11月になって数日おいて、落ち着いてからという考えのようです。今年は11月3日に当たります。