広島市議会議員(安芸区)

皇室を論じるときに憲法を持ち出すな。

 いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。

 小室夫妻がニューヨークでの新生活を始めることになりました。法政大学元学長の田中優子や三浦瑠麗などが臆面もなく今回の騒動について憲法違反を言い立てています。三浦瑠麗に至っては、ダメなら離縁すればいいなどと言い放っています。田中優子は「正義の戦争よりも不正義の平和がいい」など訳の分からないことを述べたこともあります。よほど日本が嫌いなのでしょう。

 憲法24条に、「婚姻は両性の合意のみに基づいて成立する」と書かれていることを盾に、小室夫妻の結婚に異を唱えることが憲法違反になるとの論です。

 皇室について論じるとき憲法を持ち出すこと自体が間違いです。たかだか70年の歴史しかない憲法が、世界で唯一の万世一系天皇家を御する根拠はあり得ません。皇室は憲法を超越した存在です。

 文藝春秋12月号で保坂正康が指摘したように、今回の小室さん騒動は国民の失望であり、悲しみです。「令和の皇室重大事件」とも断じています。今回の眞子さんの行動が皇室崩壊の蟻の一穴にならなければよいと危惧しています。