広島市議会議員(安芸区)

友人のホテルマンの死

 いい顔ふやそう。沖宗正明です。

 

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 昨夕、友人のホテルマンの通夜に参列しました。数年前から体調を崩していたことは聞いていましたが、ついにその日が来ました。

 愛車のGT-Rを象った祭壇は故人の個性を偲ばせるものでした。故人の部下によると墓石にもGT-Rの文字を刻んであるとか。休日にはクルーザーを駆ってマリンスポーツも楽しんだようです。人間がその生を閉じることの意味を改めて思いました。

 爽やかな男でした。謹んでご冥福をお祈りします。

広島高速5号線二葉山トンネルを巡る異常事態

 いい顔ふやそう。沖宗正明です。

 

 昨夕は新谷正義衆議院議員をお招きして国政報告会を開きました。新谷議員はわたくしと同じく医師であり、厚生労働政務官の経歴があります。専門の医療、社会保障を始め、災害対応や交通問題など内容は多岐に亘り、参加者は耳を傾けました。

 

 広島高速5号線二葉山トンネルについてはマスコミで批判的に報じられました。

大林組大成建設広成建設のJVから300億円の見積もりが2度提出されていましたが、突然100億円減額されました。2回目の見積もりが出されてからわずか11日後のことです。その見積書にはトンネルの付帯工事やその材料費など6項目が除かれていたことは書かれていませんでした。一旦JVと公社の間で200億円の契約が結ばれ、その後87億円増額されたというのが大まかな経緯です。

 

 第3者委員会の報告書でも不適切な契約であると指摘されています。

 また、公社自身による再発防止の取り組みには以下のようなことが書かれています。

  1. 入札に応じたJVが1者だけであり、他業者との比較ができなかった。
  2. 時間的な制約があり、契約が遅れると工事が大幅に遅れる可能性があった。
  3. 標準的な施工方法による積算が行われなかったので見積書の妥当性について十分な検証ができなかった。
  4. 公社の職員の知識・経験のレベルが高くなかった。 ・・・・・

などなどあきれるような言い訳が臆面もなく並べられています。

 

 このような異常な契約が行われ、県民、市民の税が投じられることに対して、知事も市長も行動を起こす様子がありません。行政に不備があるなら、その時こそ議会が動くべきです。ところが建設委員会では公社職員の招致を見送りました(我々の会派の委員は招致に賛成しました)。いくつかの会派の幹事長のコメントも公社の今後の改革を見守るなどと、自ら議会の責務を放棄するような内容です。

 

 こんな無様を晒していては、行政も議会も市民の理解は得られないでしょう。

 

ローマ教皇の気高さ

 いい顔ふやそう。沖宗正明です。

 

 一昨日ローマ教皇フランシスコをお迎えしました。手荷物検査ののち金属探知機を通る厳戒態勢の中、国際会議場で約1時間半待機しました。その後、会場に行って約30分間待ちました。会場では暗闇の中、サーチライトだけが光る幻想的な静寂に心が洗われるような感覚がありました。

 フランシスコが車から降り、会場に入られたときにはとてつもないオーラを感じました。宗教関係者や被爆者代表との対話、記帳、ろうそくへの点火などのお姿には神々しさが溢れていました。ただ、82歳という高齢で、長崎、広島、東京への移動は相当の負担であったことでしょう。

 1時間の式典でしたが、わたくしにとって得難い貴重な時間となりました。

 ちなみにローマ教皇は英語でPopeです。ポペじゃありませんよ。ポゥプです。

子どもの姿勢の悪さが気になりました。

 いい顔ふやそう。沖宗正明です。

 

 きょうは、地元の中野東小学校で「ふれあい中野東」が開かれました。体育館で各学年の合唱を聞いたあと、校庭でカレーとうどんを頂きました。快晴の野外で食べること自体が素晴らしい味付けでした。ビールがあればなお良かったのですが・・・。

 

 子どもたちの合唱のときに気づいたのですが、猫背とまで言えないものの、立位で首が前に出ている子がかなりいました。下顎の先端から降ろした線が爪先よりも前にある子もいました。驚いたことに、指導する先生にも同様のことがありました。

 上半身に力が入っていないために肩と顎が下がっています。そんな子の眼は虚ろに見えます。貧しい発展途上国の子には見られない特徴です。背骨が曲がると呼吸や循環系に悪影響が出ます。

 

 わたくしは校医を辞していますので、姿勢検診から遠ざかっています。心配な傾向です。

過活動膀胱の新薬の勉強会に出席

 いい顔ふやそう。沖宗正明です。

 

 昨夕、南区元宇品のグランドプリンスホテル広島で開かれた新薬の勉強会に参加しました。昨年12月に発売された過活動膀胱の新しいタイプの薬です。発売1周年を迎えることで新たに企画されたものです。新薬は発売して1年間は最長2週間分しか処方できませんが、1年を過ぎると1か月以上の長期処方が可能となります。この新薬はこれまでも相当に評価が高く、長期処方を歓迎する声も高いものです。過活動膀胱の治療は泌尿器科以外の科でも多く行われています。今回の勉強会の内容は、われわれ泌尿器科医だけでなく、一般の内科開業医を主に対象としており、一般内科医向けの分かりやすい内容でした。参加者はほとんどが開業医でしたが、70歳以上の方も多くいました。いつまでも学ぶ開業医としての姿勢に感服しました。

 勉強会終了後、先生方や製薬会社の方々との楽しい情報交換会で盛り上がりました。ホテルがある元宇品は、わたくしの故郷であり、その後ひとりラウンジに上がって子供のころを懐かしみました。