広島市議会議員(安芸区)

長崎には今でも隠れキリシタンがいます。

 いい顔、ふやそう。沖宗正明です。


 5月3日に長崎市の外海(そとみ)歴史民族資料館を見学しました。古代の農機具や炭鉱によって栄えた時期の資料などが多く展示されていました。なかでも眼を引いたのは「踏絵」でした。命を捨ててまで信仰に生きたキリシタンの悲しい歴史が偲ばれます。

 今でもなお、この地区には約60世帯の隠れキリシタンが残っているそうです。彼らは明治以後もカトリックに復帰せずに独自のキリスト教を形成していますが、時代の流れで次第に後継者が細っているようです。


踏絵。