広島市議会議員(安芸区)

小沢一郎民主党幹事長についての報道の危うさ

 いい顔、ふやそう。沖宗正明です。
 今日は西日本では夏日が多くなりそうです。


 5月15日、民主党小沢一郎幹事長が資金管理団体の虚偽記載について3回目の聴取を受けたことが報道されています。マスコミ各社とも小沢幹事長が限りなく黒に近い灰色であるような報道です。わたくしはこんな風潮に危うさを感じています。わたくし自身、小沢幹事長が灰色であるとの感想を持っています。また、小沢氏自信が国民に充分な説明を果たしているとも思っていません。しかし、わたくしの感想はただマスコミ報道からだけの判断です。検察審査会の「起訴相当」の決定も国民感情に沿ったものでしょう。かつて、数億円の政治献金をもらっていた自民党の金丸 信元幹事長が罰金20万円の略式起訴で決着したことが国民の怒りを買ったことがありました。この件は当時の政治資金規正法では罰金20万円しか課すことができなかったのです。いくら国民感情にそぐわなかったとしても、それ以上の罰則を科すことは法的には不可能でした。


 今回の小沢幹事長についても、いくら灰色であっても「疑わしきは被疑者に有利な判断を下す」という原則が働かなくてはならないはずですが、報道では起訴すべしとの論調ばかりです。まさに魔女狩りの様相を呈しています。



 わたくしが恐れているのは「検察ファッショ」です。検察が報道機関を扇動して政治に介入することは決してあってはなりません。冷静になるべきではないでしょうか。


 本日購入した本
1.「日本経済の真実」 辛坊治郎
2.「起きてから寝るまで英語表現700」  吉田研作
3.「残念な人の思考法」  山崎将志
4.「ネット選挙革命」  三浦博史
5.「幕末維新に学ぶ現在」  山内昌之
6.「100円商店街の魔法」  稲木昭子