いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。
北国では豪雪で死者も出ました。心が痛む内容の報道でした。一方、広島では日中は暖かさも感じます。
こんな時期には唱歌の「早春賦」を思い出します。
春は名のみの 風の寒さや
谷の鶯 歌は思えど
時にあらずと 声も立てず
時にあらずと 声も立てず
氷融け去り 葦は角ぐむ
さては時ぞと 思うあやにく
今日も昨日も 雪の空
今日も昨日も 雪の空
春と聞かねば 知らでありしを
聞けば急かるる 胸の思いを
いかにせよとの この頃か
いかにせよとの この頃か
吉丸一昌の作詞で長野県大町市、安曇野あたりの早春の情景をうたった歌とされています。
まだ浅い春の頃、鶯もまだ早いと鳴き声を出さない様子が伝わってきます。
さて、最近我が家のベランダに図々しい来訪者がいます。毎日、決まって朝と昼にキンカンの実をついばみます。以前はカーテンを開けただけで逃げていましたが、いまではカーテンを開けても何の反応も見せません。ゆっくりとキンカンをついばんで飛び去ってゆきます。苦笑しながら、次第に親近感を抱いています。キンカンを手塩にかけて(?)育てた家内には不評ですが・・・。