いい顔、ふやそう。沖宗正明です。
2月10日に、東ティモール民主共和国の若手議員と、外交官、在日本大使館職員の表敬訪問を受けました。
東ティモールは16世紀からポルトガルの植民地でしたが、1943年からは日本が統治していました。1975年からはインドネシアによる統治が行われていましたが、2002年に独立しました。
人口は約120万人で、国民の平均年齢は約18.6歳であり、人口の約半分が15歳以下の非常に若い国です。出生率は5.7という高い数字であり、労働力が豊富で、今後の市場拡大が見込まれています。出生率1.41の日本から見ると、なんとも羨ましい国です。
国家予算の8〜9割は、2005年に本格的な採掘が始まった石油と天然ガス収入に依存しています。日本からも、主に天然資源開発部門で投資が行われており、日本の液化天然ガス輸入量の約3.4%は東ティモールからのものです。
議会は連邦議会だけで、地方議会はありません。医療と教育は無料です。
わたくしは、懇談の中で、出生率が高いのはいつからなのかを質問しました。この国は、昔からカトリック教の影響で、産児制限を行わないそうで、大家族制となっています。
さらに、最近の原油価格の低下で国家財政への影響がないかを聴きました、やはり、相当に影響があるようです。