広島市議会議員(安芸区)

舞鶴市長に心臓マッサージが必要だったのか?

 いい顔、ふやそう。沖宗正明です。桜も散って、世の中が落ち付きを取り戻したように感じます。
わたくしは明後日、平和公園で花見にお招きを受けていますが、なんとも間抜けな感じがします。まあ、酒が飲めればいいとしましょう。


 京都府舞鶴市で行われた大相撲春巡業で、土俵上で挨拶をしていた市長が突然倒れました。原因はクモ膜下出血であったとのことです。女性のことが物議を醸しています。マスコミでは、心臓マッサージなどの救命処置をした女性への相撲協会の対応が問題になっています。これについてはコメントしませんが、問題は心臓マッサージが必要であったのかということです。わたくしの知識では、クモ膜下出血と同時に心肺停止になることはありません。よほど大量の出血がある場合や、延髄などの呼吸や循環を司る中枢が障害を受けた場合には早い時期に心肺停止の可能性がありますが、それでも出血と同時に起こることは考えられません。頸動脈に指を当てれば心臓が動いていることは分かったはずです。その場合は、むしろ安静にすべきです。心臓マッサージによって出血部位の安静が保てなくなった可能性も否定できません。はたして、あの場での救命処置が必要であったのか。わたくしには疑問です。