いい顔ふやそう。沖宗正明です。
ウクライナのゼレンスキー大統領が日本の国会向けにオンラインで演説しました。これに右も左も喝采の反応を示しました。異論を唱えることすら許されない状況です。
しかし、我々はもっと冷静になるべきではないでしょうか。前提として私はロシアを擁護する気はさらさらありません。プーチンが侵略していることは明らかです。
とはいえ、プーチンの主張はすべて嘘であり、ゼレンスキーの言うことを全て正しいと鵜呑みにすることにはためらいがあります。
プーチンが「ウクライナが生物・化学兵器を準備している」と言えばフェイクで、ゼレンスキーが「ロシアはサリンを使う可能性がある」と言えば正しいと考える根拠は何でしょうか?
ゼレンスキーは多くの国からから支援を受けています。それらの国会でもオンラインで演説しています。悲劇の主人公を演じることができます。被害を過大に発表しても信じてもらえるでしょう。われわれにはそれを検証する手段がありません。
日本中が一方向に向いていることに危険性を感じています。最後にもう一度言います。今回の件はロシアに非があります。
それにしても日本というか、岸田総理の肚の据わった動きが見えませんね。